私がアイスホッケーと出会ったのは小学生の頃です。
当時は野球とアイスホッケー、水泳に取り組んでいましたが、本格的に競技へ打ち込むようになったのは高校進学がきっかけでした。
高校アイスホッケー部の顧問の先生との出会いが、私の人生を大きく変えてくれました。高校へ進学し、競技に打ち込む中で、「いつか先生に恩返しがしたい」という想いが芽生えました。
その想いを胸に大学へ進学し、岩手県代表として競技を続けることが、当時の私にできる恩返しだと信じていました。
大学卒業後は一度自衛官になりましたが、アイスホッケー業界のプロフェッショナルから声を掛けていただき、スケートショップへ転職しました。
当時は岩手県選抜U9のゴールキーパーコーチとして子どもたちの指導にも携わっていましたが、「もっと用具について教えてほしい」「競技レベルに合ったアドバイスがほしい」という教え子たちの期待に、自分の知識や経験では十分に応えられない悔しさがありました。
だからこそ、本物を学びたい。その一心でスケートショップの世界へ飛び込み、専門的な知識や技術を学びました。
同時期にスケートリンクの運営やさまざまな現場で経験を積み、経営や競技環境づくりについても学びました。プロチームとの契約という貴重なお話をいただいたこともありましたが、私が選んだのは地元・岩手へ戻る道でした。
その理由は、地元には夢を追いかける子どもたちがいるからです。
私は、用具を販売するだけではなく、子どもたちが安心して競技を続けられる環境をつくりたいと考えています。
用具の選び方やメンテナンスを気軽に相談できる場所。安心して練習できる環境。ケガからの復帰や身体づくり、コンディショニングまでサポートできる存在。
これまで培ってきた経験を生かし、競技を始めたばかりの子どもからトップレベルを目指す選手まで、一人ひとりに寄り添い、長くアイスホッケーを続けられる環境づくりに貢献していきたいと思っています。
そして、私には今も胸に刻み続けている約束があります。
高校時代、共に夢を追いかけた親友は、今はこの世にはいません。
「あいつの分までアイスホッケーを頑張る。」
そう誓った日の想いは、今でも私の原動力です。
恩師への感謝、仲間との約束、そして未来を担う子どもたちへの想い。
そのすべてを胸に、私たちはアイスホッケーを通じて地域に貢献し、一人でも多くの選手が夢を追い続けられる環境をつくっていきます。
代表 川村 佳輝